2026年ワールドカップのグループF第3戦で、日本代表はスウェーデン代表と対戦します。
オランダと引き分け、チュニジアに快勝した日本にとって、この試合はグループ突破を大きく左右する重要な一戦です。
一方のスウェーデンもチュニジア戦で5得点を奪うなど高い攻撃力を見せており、決して侮れない相手です。
では現在のスウェーデンはどれほど強いのでしょうか。
また、日本は勝てるのでしょうか。
ここからは、両チームの戦力や試合展開を踏まえながら、勝敗の鍵を整理していきましょう。
スウェーデン代表は強い?
まず押さえておきたいのが、現在のスウェーデンの実力です。
結論から言うと、現在のスウェーデンは「欧州中堅以上、強豪寄り」の実力を持つチームです。
近年はやや低迷していたものの、2026年大会では再び存在感を示しています。
スウェーデンといえば、1958年ワールドカップ準優勝、1994年大会3位など輝かしい歴史を持つ伝統国です。
近年は守備的でフィジカル重視のチームというイメージがありましたが、現在は少し違います。
最大の変化は前線のタレント。
Viktor GyökeresやAlexander Isakといった欧州トップクラスのアタッカーを擁し、攻撃力は過去のスウェーデン代表の中でもかなり高いレベルにあります。
実際に今大会初戦ではチュニジアに5-1で大勝。
【試合終了】
🇸🇪スウェーデン 5-1 チュニジア🇹🇳
イサク&ギョケレシュが圧巻の活躍🔥
現在のグループFの首位に立つ
📸@433 pic.twitter.com/9mzHPHmwiT
— Fooootest(サッカーブログ) (@Fooootest) June 15, 2026
一方でオランダには1-5で敗れており、守備面の脆さも見えました。
つまり現在のスウェーデンは、攻撃力は非常に高い一方で守備には不安が残るチームと言えそうです。
日本にとって厄介なのは、1回のチャンスを得点につなげる能力の高さでしょう。
ボール支配率で上回っても安心できる相手ではありません。ここが警戒すべきポイントなんです。
日本が警戒すべきGyökeresとIsakの破壊力
まず引っかかるのは、やはり2トップの存在。
日本が最も警戒しなければならないのは、GyökeresとIsakです。
この2人は現在のスウェーデンを支える最大の武器と言っていいでしょう。
Gyökeresは圧倒的なフィジカルと推進力を持つストライカーです。
相手DFを背負いながら前進できるため、カウンターの起点として非常に危険な存在です。
一方のIsakはスピードと技術を兼ね備えた万能型FW。
広いスペースを与えると一気にゴール前まで運ばれてしまいます。
この2人が同時に前線にいることで、スウェーデンはロングボールでも速攻でも得点を狙えます。
日本としては、どちらか1人を抑えればいいという話ではありません。
むしろ怖いのは、Gyökeresに注意が集まった瞬間にIsakが裏へ抜けるパターンです。
逆もあります。
オランダ戦でスウェーデンが大量失点したとはいえ、前線の破壊力だけ見ればグループFでもトップクラスと言えるかもしれません。
日本の最終ラインには高い集中力が求められます。
ここを乗り切れるかどうかが、日本守備陣にとって最初の試練になりそうですね。
日本はスウェーデンに勝てる?
では、日本に勝機はあるのでしょうか。
もちろん勝てる可能性は十分あります。
むしろ現状だけを見ると、日本がやや優位と考える人も少なくありません。
その理由は大きく3つあります。
- 一つ目、組織力。森保体制が長く続き、選手同士の連携が成熟している
- 二つ目、中盤の質。遠藤航や守田英正を中心に試合をコントロールできる
- 三つ目、大会序盤の内容。攻守のバランスが取れ、結果と内容の両面で安定感がある
森保体制が長く続いている日本は、攻守の切り替えや守備ブロックの形成など、チーム全体で戦う力が世界でも高いレベルにあります。
また、遠藤航や守田英正を中心に試合をコントロールできれば、スウェーデンの速攻を減らせます。
相手に走らせる時間を長くすることができれば、日本ペースに持ち込める可能性も高まるでしょう。
そして大会序盤の内容も見逃せません。
日本はオランダと2-2で引き分け、チュニジアには4-0で快勝しました。
ここまで2試合で6得点を記録しており、攻撃陣の状態も非常に良好です。
特に守備と攻撃のバランスが取れている点は大きな強みです。
ただし、油断は禁物。
スウェーデンは少ないチャンスでも得点できるチームです。
試合を支配していても、一瞬のミスから失点する可能性があります。
日本が勝つためには、ボールを持つだけでなく決定機を確実に仕留めること。
ここが勝敗を分けるポイントになりそうです。
グループFの順位争いと日本の突破条件
この試合が注目される理由は、グループ突破に直結するからです。
日本はオランダ戦の引き分けとチュニジア戦の勝利で勝ち点4を獲得しています。
一方のスウェーデンはチュニジアに勝利したものの、オランダに敗れて勝ち点3です。
そのため、日本は引き分けでも突破の可能性を残せる立場にあります。
逆にスウェーデンは決勝トーナメント進出へ向けて、より積極的に勝利を狙ってくることが予想されます。
日本が勝てば首位突破の可能性も大きく高まります。
引き分けでも突破の可能性は十分残るでしょう。
だからこそ、この試合は単なるグループリーグ最終戦ではありません。
事実上の決勝トーナメント前哨戦とも言える重要なゲームなんです。
選手たちにかかるプレッシャーも相当なものになるはずです。
日本対スウェーデンの試合を予想
試合展開でまず想定されるのは、日本がボールを保持し、スウェーデンがカウンターを狙う形です。
スウェーデンは無理に前から奪いに来るよりも、守備ブロックを作ってから一気に前線へ展開するスタイルを得意としています。
そのため日本は焦れてはいけません。
攻め急いでボールを失うと、GyökeresやIsakに広大なスペースを与えることになります。
ここで大事なのは、試合運び。
相手を動かしながらパスを回し、守備ブロックにズレを作る。
そのうえで久保建英や三笘薫らの個人技を生かせれば、日本にチャンスは十分あります。
私がこの試合で最も重要だと感じるのは、実は技術でも戦術でもありません。
「先制点」です。
日本が先に得点すれば、スウェーデンは前へ出ざるを得なくなります。
そうなれば日本のカウンターも生きてきます。
逆にスウェーデンに先制されると、GyökeresとIsakのカウンターがさらに危険になるでしょう。
結局のところ、この試合は「日本の組織力」と「スウェーデンの個の力」の勝負になりそうです。
近年の日本は欧州強豪相手にも互角以上の戦いを続けてきました。
だからこそ今回も悲観する必要はありません。
むしろ、日本サッカーが世界基準でどこまで成長したのかを示す絶好の舞台。
その答えが見えてくる一戦になるのではないでしょうか。
