「その後どうなったのかは、お話しできません」。

2026年10月14日の午後、元女優の今森茉耶(いまもり まや)がXに出した謝罪文の一文です。

話題になっていたのは、高校1年生のころの妊娠のこと。

12日に公開された動画では、本人が「1回子どもできちゃって」と話していた件です。

動画のあと、翌13日の夜には、本人がXでこう補足しています。

動画で話し、Xで言い直し、謝罪文で「お話しできません」と書くまでの3日間に、本人は何を書いていたのでしょうか。


動画で話した高1のこと

今森茉耶は、2025年2月に放送が始まった『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』で、一河角乃(いちかわ すみの)/ゴジュウユニコーンを演じていた人です。

2025年11月8日、所属事務所が20歳になる前の飲酒を確認したと発表し、番組を降板して、同じ日に事務所との契約も解除されました。

今年の3月に20歳になって「今森まや」の名前で発信を再開し、10月8日にはYouTubeのチャンネルも始めています。

チャンネルを始めた日の夜には、こんな投稿がありました。

その4日後、10月12日に公開されたYouTuberの中町JPの番組で、妊娠の話が出ます。

報道によると、本人は「子どもが欲しいです、すぐ」と話したあと、「高1の時にそういうことあったんですよ。1回子どもできちゃって」と続けたそうです。

となりの中町JPは、「急に暴露するの? えっ? それ言って大丈夫?」と驚いていたとのこと。

  • 10月12日|中町JPの動画で「1回子どもできちゃって」と話す
  • 10月13日の午後7時半ごろ|Xに「おろしたとは言っていないです」
  • 10月13日の午後8時すぎ|Xに「びっくりさせちゃってごめんなさい」
  • 10月14日の午後2時54分|謝罪文で「お話しできません」

 

動画が広まると、戦隊のファンからは「これさぁ、笑い事にして話す内容ではないよね?」「応援してくれてたちびっ子だっていたわけなんだよ?」という声も上がったと報じられています。

こうした声が引っかかっていたのは、話の中身より、その話し方でした。


13日の夜に書いた一言

翌13日の午後7時半ごろに出たのが、「おろしたとは言っていないです」という一言です。

何を指した補足なのかは書かれていませんが、報道で紹介された声のなかには「マジか 子供どうした?」という反応もあり、関心はかえってその後のことへ向かっていきます。

40分ほどあとに続いたのが、この投稿。

さらにその20分ほどあとには、「私は馬鹿な人間かもしれないけど、絶対絶対幸せになるし、私のこと好きな人は絶対幸せにする」とも書いていました。

謝る言葉と、自分を励ますような言葉が、1時間のうちに並んだ夜です。


思い出さない日はほとんど無い

そして14日の午後2時54分、本人のXに出たのがこの謝罪文。

そのいちばん最初に置かれていたのが、この妊娠の件でした。

  • まず、高校1年生の頃の妊娠について。
  • その後どうなったのかは、お話しできません。
  • まさか、この一つの発言が、批判と罵倒に繋がるとは思わず、責任感のない発言をしてしまったこと、深く反省しています。
  • 毎日毎日、この6年間子供のことを考えてしまいます。思い出さない日はほとんど無いです。
  • だからこそ、私の日常でなんの違和感もない話だと、自分の価値観だけで話してしまいました。
  • ごめんなさい。

読んでいて手が止まるのは、「だからこそ」の一語です。

動画への批判が向いていたのは、重い話を軽く口にしたように見えたところでした。

ところが本人の説明では、毎日考えている話だからこそ、日常の話のように口にしてしまったことになっています。

見ていた側にとっては驚くような打ち明け話でも、本人にとっては頭から離れたことのない話だった、ということ。

だから謝罪文で謝っているのは、話したことの中身ではなく、自分の感覚のまま話してしまったことなんです。

 

もちろん、戦隊を応援していた子どもや家族にとって、元ヒロインの口から聞きたい話ではなかったと思います。

「ちびっ子だっていた」という声に、本人も「責任感のない発言」という言葉で謝っていました。

謝罪文の後半にも、「1から頑張ろうとしていたのに、妊娠の発言からの炎上で、どうしても、心がもたず」という一節があります。

YouTubeを始めた2日後、10月10日の夜には、こんな投稿もありました。


高1から6年では計算が合わない

謝罪文が出たあと、Xで多くの人が引っかかったのは「この6年間」という言葉のほう。

今森茉耶は2006年3月26日生まれと紹介されていて、高校1年生だったのは2021年4月から2022年3月まで、15歳から16歳にかけてのころです。

そこから2026年10月までは、早いほうで数えても5年半ほど。

6年さかのぼった2020年の秋は、まだ中学3年生の14歳にあたります。

このずれから、「14歳での妊娠を高1と言い換えたのか、年齢のほうを偽っているのか、どちらかになる」と書いた人もいました。

動画で話し、Xで言い直し、謝罪文では伏せるという3日間を見てきた人ほど、数字の食い違いにも敏感になってしまうのは無理もないでしょう。

 

ただ、年齢のほうには外から確かめられる記録があります。

2025年11月に当時の所属事務所が発表したのは「20歳になる前の飲酒」で、降板も契約解除も、その時点で20歳になっていなかったことが前提になっていました。

一方の妊娠の時期は、本人が「お話しできません」と書いた先の話で、本人の言葉のほかに材料がありません。

「6年」は5年半を丸めた言い方なのか、それとも高1という時期のほうが違うのか。

どちらと決められる材料は、いまのところ出ていません。


LINEを出してしまった夜

妊娠の件のあと、謝罪文はもうひとつの出来事に移ります。

14日の午前1時すぎに、本人がXに出したLINEの画面のことです。

画面には過去の飲み会についてのやり取りが写っていましたが、その中身が事実どおりかどうかは、本人の投稿のほかに確かめる材料がありません。

画面に写っていた飲み会のやり取りは、こちらに詳しくまとめています。

戦隊ヒーローのスーツに寄り添う女性のイラスト(今森茉耶のLINE暴露の記事のアイキャッチ)
今森茉耶の暴露がヤバすぎる…消えたLINEと『契約』のひとこと20歳になる前の飲酒で『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』を降板した、今森茉耶(いまもり まや)。 2026年10月14日の午前1時すぎ、...

投稿は朝には見当たらなくなりましたが、画面は保存した人の手で「暴露」として回り続け、こう書いた人もいました。

謝罪文で本人は、「守らなきゃいけなかった情報を、自分が辛い、しんどい。全部終わりにしたい。という感情だけで投稿してしまいました」と打ち明けています。

 

負債のことやSNSでの誹謗中傷にも触れていますが、何の負債なのかは書かれていません。

そのすべてが重なった末に続くのが、「命も何もかも投げ出そうとした結果でした」という一文。

もし読んでいて、自分のことのように苦しくなった人がいたら、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)に電話してみてくださいね。


怖いと書いたXから離れる

謝罪文は、「しばらく、すべての発信をやめて、向き合うべく所に向き合いたいと思います」という一文で結ばれています。

文面が出たあとのネットには、「今は謝らなくていいよ」「少しくらい遠回りしてもいい」と気づかう声とあわせて、「もうSNSやめたほうがいい」という声も次々に並びました。

少しさかのぼって、謝罪文が出る前の14日の朝には、本人のXの使い方を取り上げたこんな投稿もあります。

この投稿は、再開後の本人が批判に言い返すたびに「一番消したい過去を、自分の手で最新ニュースにしちゃってる」と続き、言い返したくなる気持ちも「めちゃくちゃわかる」と添えたもの。

 

3月に新しいアカウントを作ったとき、本人が最初に出した投稿がこちら。

その「怖い」と書いたXに、本人は毎日考えてきたことも、命のことも書いて出しました。

「お話しできません」と書かれた先まで、外から聞き出そうとするのは違うと感じてしまいます。

いまはただ、今森茉耶の「しばらく」が静かに過ぎていくといいですね。