元巨人の投手・桑田真澄の次男Mattに、「性被害を受けた」とする被害届が複数出ていたと、2026年10月28日に週刊文春が報じました。

その日、かつてMattと肩を並べて遊んでいたタレントのアレン様が、X(旧ツイッター)に書き込んだのがこの言葉です。

「絶対に許せない言動が複数あって」、連絡もすべて無視して縁を切った、と。

わずか2か月前には、24時間テレビで父への感謝を涙ながらに語っていたMatt。

報道のあとには、適応障害の診断を受けていたと明かした翌日、トークショーの告知とあわせて「来るも来ないも別にどうぞご勝手に」とストーリーズに書いています。

 

一緒に遊んできた友人が、ここまではっきり縁切りを書いたことに、「Mattって、ふだんはどんな人なの?」と引っかかった人も多いのではないでしょうか。

アレン様が明かした縁切りのいきさつから順に、Matt本人の言葉と振る舞いを追っていきます。

アレン様が明かした縁切りのいきさつ

アレン様(「様」までが芸名)は、金色の長い髪とサングラス、「ヮタクシ」で始まる独特の書き方や話し方で知られるタレントで、Mattとは肩を寄せ合った写真をSNSにたびたび載せる仲でした。

2人の初めての2ショットがSNSで出回ったのは、2024年7月のことです。

そのアレン様が、今回の件の現場を見たわけではないと断ったうえで、一緒にいてMattの遊び方を見てきたから、いずれこうなってもおかしくないと思っていたと書いています。

 

本人にも何度も「本当に大丈夫?正気?」と確かめたことがあった、とも。

人間なら誰でも調子に乗ってしまうところはあるから、初心を忘れないでほしい、という言葉も添えられていました。

縁は切ったけれど、底なしに明るくて良いところもたくさんあり、人として大好きなところもあるので、完全には嫌いになれないそうです。

許せなかった言動の中身までは、明かさないまま。

 

そのうえで最後に置いたのが、「感謝の気持ちを忘れた人間が、終焉を迎える事をヮタクシは知ってるのよ」という言葉でした。

友人だった人に向けて「終焉」という言葉を選んだアレン様を責める人も出ましたが、2人の動画を見てきたファンには、アレン様の側に立つ人も。

その代わり、Matt本人がこれまでテレビやSNSでどう振る舞ってきたかは、いくつも残っています。

Mattのプロフィールと2か月前の姿

  • 名前=Matt(マット)/本名・桑田将司(くわた・まさし)
  • 生まれ=1994年7月18日・東京都
  • 家族=父は元読売巨人軍の投手・桑田真澄
  • 学歴=桜美林大学で音楽を専攻
  • 活動=モデル・タレント・音楽家・美容ブランドのプロデュース

大学生のころに結婚式のモデル(ブライダルモデル)の仕事を始め、テレビに出るようになると、お人形のようなメイクと透けるような白い肌で一気に名前が知られるようになりました。

週刊文春は、知人の証言として、学生時代に親からクレジットカードを渡され、1か月に100万円を使ったと話していた、と伝えています。

美容整形に使ったお金も、本人いわく1,000万円以上。

 

この夏、テレビの中のMattは〈父を尊敬する息子〉そのもの。

  • 2026年8月30日=24時間テレビで「桑田真澄と息子Matt物語」が放送され、父を「本当に大好きな存在」と涙で語る
  • 2026年9月17日=父と並んで洗剤のCMに出演
  • 2026年10月28日=週刊文春が被害届の報道、同じ日にアレン様が縁を切ったと投稿

父への感謝を涙で語ったテレビの夜から、友人に「終焉」と書かれる日まで、2か月でした。

YouTubeの大げんかと5月の仲直り

2人の仲は、春にも一度こじれています。

2026年4月30日、アレン様のYouTubeの新番組「美の暴走劇場」の第1話として、2人で熱海へ1泊2日の旅に出た動画が公開されました。

タイトルには「プライベートの大親友」とうたわれていて、美容の話で盛り上がるはずの旅でしたが、撮影の途中で2人は大げんかに。

動画は大きな反響を呼び、「上半期一番面白い動画」とまで言うファンも。

何がきっかけだったのかは、動画でもはっきり語られず、見た人のあいだで考察が飛び交いました。

アレン様が動画の中で「仲直りしたい」と話していたのを受けて、5月のはじめ、Mattはインスタグラムでアレン様へ「私の方こそごめんなさい」と謝り、仲直りしたことを報告しています。

 

カメラの前では「大親友」として並び、5月にはインスタグラムで仲直りを報告した2人。

それから半年もたたないうちに、アレン様は連絡もすべて無視して縁を切っていたと明かしたのです。

「今はアンタが出る幕ではない」と返したMatt

アレン様の投稿に、Mattは黙っていませんでした。

インスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)で、アレン様に向けて「今はアンタが出る幕ではない笑」と書き、「今は黙っててもらえる?」とまで返したと、cokiなどのネットメディアが伝えています。

 

Mattが人に言い返したのは、これが最初ではありません。

2017年10月には、テレビ番組で司会の坂上忍に「いまいちどんな人か知らないし、知りたくもない」と言われ、ツイッター(いまのX)にこう書き込みました。

「人を傷つけることは一番嫌なこと。でも今回は僕が傷ついた。だから許せないね」

このツイートは、のちに父の桑田真澄にさとされて消したと報じられています。

2019年4月には、「テレビから干された」という噂をインスタグラムで否定し、噂に関わった人たちの番組は自分から断ってきた、と書きました。

人を馬鹿にして笑いを取る番組は好きではない、とも。

9年前は「傷つけられた側」として怒っていたMattが、いまは人を傷つけたと訴えられ、アレン様には「黙っててもらえる?」と返したのです。

 

2020年3月には、Mattに数百万円を請求した女性とのトラブルを、写真週刊誌のFLASHが取材しています。

相手は父の古い知人で、Mattに初めてのブライダルモデルの仕事を紹介した札幌の音楽講師。

請求されたのは、10代のころの衣装代や宿泊費、飛行機代、歌のレッスン代などでした。

このときもMattは、記事が出る前にブログに「【真実】」と題して、事実と違う内容で2度も多額の請求が来たので弁護士を立てた、と自分から説明し、人を信じられなくなった気持ちまでつづっています。

 

2025年1月の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)では、学生時代に先生から胸ぐらをつかまれ、「あっ、これ喧嘩売られてる」と思ってつかみ返した話を、笑いながら披露しました。

小柄な先生を持ち上げてしまい、校長先生まで出てくる騒ぎになって、最後は「もうパパに言っちゃおう」と言って帰った、というオチです。

スタジオは笑いに包まれましたが、つかまれたらつかみ返すその性格は、今回の言い返し方とも重なって見えます。

 

今回も、報道が出たその日のうちにストーリーズを何枚も更新し、文春に「正式に闘いましょう?」と書いたうえで、「今まで一度も警察からご連絡いただいたことがございません」と訴えました。

文春の報道の中身と、Mattがストーリーズで言い返した言葉は、こちらの記事でくわしくまとめています。

桑田真澄の息子Mattに不同意性交の訴え…自由に育てたのは間違いだったのか
桑田真澄の息子Mattに不同意性交の訴え…自由に育てたのは間違いだったのか2026年10月28日、元巨人のエース・桑田真澄の次男で、美容やバラエティでおなじみのMattについて、「不同意性交で警察に訴えました」...

 

同じ10月28日には、所属事務所のRose Worldも声明を出しました。

事務所は「そのような事実はないものと認識しております」とし、報道機関への対応も含めて、法的な手段も考えながら対応していくと発表しています。

西麻布の夜とネットに流れる3つの噂

週刊文春の無料で読める部分では、訴えた人の性別は書かれていません。

その記事によると、被害を訴えた人のひとりは、2026年の初めに東京・西麻布の、会員でないと入れないバーで、その数時間前に出会ったばかりのMattと一緒だったそうです。

そこで浴びるほどのテキーラを飲まされ、気づくとベッドの上で身体を触られていた、とその人は訴えています。

同意のないまま性的な行為をされたという、不同意性交の疑い。

「さすがに無理です」「本当にやめてください」と何度頼んでも、止まらなかったといいます。

 

Matt側は代理人の弁護士を通じて、相手と会ったことは認めながら、性的な行為そのものは否定しました。

この報道のあと、Xに流れている噂は3つ。

  • 夜遊びの噂=「前から有名だった」「酔わせているという話をよく聞いた」
  • 訴えた人の噂=訴えた人は誰なのか、その素性をめぐる書き込み
  • お金の噂=訴えはお金目当てではないか、という見方

1つ目の夜遊びの噂で、名前を出して語っているのはアレン様だけ。

ただ、アレン様が書いたのは遊び方を見てきた、というところまでで、酒の席で何があったのかには触れていません。

 

2つ目の訴えた人の素性には、Matt本人が触れています。

ストーリーズで、届けを出した人たちを「全員私よりも体の大きい男性」と書いたのです。

ネットでは具体的な名前まで飛び交っていますが、どれも本人や報道が確かめたものではありません。

 

3つ目のお金の噂は、Mattの側の主張とも重なる話。

Mattは、訴えた人のひとりから脅すような連絡が来ていて、お金をめぐる音声も残っている、と主張しています。

ただ、訴えた人が選んだのは、お金を求める民事の裁判ではなく、罪に問うかを警察と検察が調べる刑事の手続きです。

適応障害の公表と「来るも来ないもご勝手に」

報道の翌日、10月29日のMattは、ストーリーズで前の日の言い返しとはまったく違う調子の投稿をしました。

本名の書かれた診断書の写真を載せ、「適応障害」(強いストレスがきっかけで、心や体に不調が出る状態)と診断されていたことを明かしたのです。

診断書によると、通い始めたのは2026年9月8日から。

「この頃から既に私の心は壊れていました」と書き、9月と10月は仕事を減らしていたことや、その時期に自宅の前で記者の車が何台も待ち、高速道路でも追いかけられたことを「本当に苦痛です」とつづっています。

同じ日には、訴えた人のひとりから届いたというLINEの画面も公開。

被害届を出したので東京地方検察庁(東京地検)から2日間の聴取に呼ばれている、日程を合わせてほしい、という訴えた人からの連絡でした。

同じ文が何度も届いたとして、Mattは「恐ろしい」と書き添え、「警察は連絡先教えないしこんな文も送らない」と、本当に捜査の連絡なのかを疑ってみせたうえで、この画面は文春にも見せていたと書いています。

 

翌30日には、Mattが父の桑田真澄と暮らす自宅で、弁護士の同席のもと180分のインタビューに応じ、その言葉をNEWSポストセブン(小学館のニュースサイト)が伝えました。

報道直後の投稿は「少し感情的になってしまいました」と認めながら、「投稿を消すような“ブスな行動”はしたくありません」とも。

人との距離が近いことも認め、「kissやhugはご挨拶程度のスキンシップという認識」と話したうえで、付き合っていない人と「それ以上の行為」はしない、と加害をはっきり否定しています。

アレン様が見てきたという「遊び方」が、このkissやhugのような距離の近さのことなのか、アレン様自身は何も書いていません。

 

その30日の夜には、Matt本人のアカウント名が入ったストーリーズを写した2枚の画像が、Xで広まりました。

1枚には、何のトークショーかは書かずに「明日はトークショーあります お待ちしております」とあり、その下に「取材などは一切答えるつもりないので来るも来ないも別にどうぞご勝手に」。

もう1枚は、美容クリニックの位置情報を付けた、上半身裸の鏡越しの自撮りでした。

心が壊れていたと明かした翌日に出てきたこの2枚に、「まだまだ余裕みたいね」と皮肉る声も。

顔を出したアレン様と言い返すMatt

顔と名前を出して誰かを悪く言えば、事実と違ったときに訴えられることもあります。

それを分かったうえでアレン様が書いたことに、「事実か事実じゃないかの前に、普通に暮らしていたらこういうことにはならない」と書く人も。

 

一方のMattは、届けは「虚偽」だと言い返しています。

うそと分かっていて届けを出せば、それ自体が虚偽告訴という罪に。

訴えのとおりなら、不同意性交等罪は、有罪になれば5年以上の拘禁刑(懲役と禁錮をひとつにまとめた刑)という重い罪です。

春に仲直りを報告したばかりの友人から「終焉」という言葉を向けられたこと自体が、Mattの素行を何よりも物語っているのかもしれません。