2026年10月4日の夕方、六本木の人気キャバ嬢・ゆいぴすが、Xにこんな書き出しの投稿をしました。

「どうしても出したくないコラボ動画があって」

相手の名前は書かれていませんでしたが、続く「自分だけ画角引いて顔小さく見せてるのずっとなんで❓」(自分の側だけカメラを遠ざけて、顔を小さく映している)という一行から、歌舞伎町で伝説と呼ばれた元キャバ嬢・一条響のYouTubeだと気づいた人が一気に増え、投稿はほどなく消されています。

 

投稿が消されたあとも画面のスクリーンショットは一気に広がり、問題の対談動画を見比べた人たちからは、こんな声が次々に上がりました。

騒動が広がったその日の夜、一条響はゆいぴすの希望を受けて動画を非公開にし、自分だけ画角を引いているという指摘は「事実とは異なります」と説明しましたが、その説明を読んだあとも、なぜか胸のつかえが取れないという声も上がっています。

引っかかっているのは、画面に映った顔の大きさそのものより、説明の中で何度もくり返された「私だけ画角を引いてほしいとお願いした事実はありません」という言葉のほうなのかもしれません。

一条響のプロフィールと経歴

  • 活動名=一条響(いちじょう ひびき)
  • 年齢=33歳とされる(2026年10月時点)
  • 最後の在籍店=歌舞伎町のキャバクラ「FORTY FIVE」
  • 現在=FORTY FIVEのディレクター(キャストをまとめる裏方)・まつげサロン経営・YouTuber
  • 異名=バースデーイベントの3日間で1億3000万円を売り上げた「億女」

見た目へのこだわりを隠さない人で、小顔に見せる施術についても、こうして惜しげもなく自分の言葉で語ってきました。

19歳で夜の世界に入り、六本木から歌舞伎町へと店を移りながら、どこへ行っても驚くほど短い期間で看板キャストになってきた人です。

  • 19歳 知人の誘いで六本木のキャバクラに入る
  • 六本木時代 新人の売上・指名の1位をとる
  • 歌舞伎町へ移籍 「CELUX」では入店からわずか1週間で看板キャストになる
  • FORTY FIVE時代 売上が別格すぎて店のランキングから外れる「殿堂入り」の扱いを受ける
  • 2024年8月 キャバ嬢の引退を発表
  • 2024年9月30日 最後の出勤
  • 引退後 店のディレクター、まつげサロンの経営、YouTubeの発信を続ける

ドレスを脱いで現役を退いたいまも、歌舞伎町では若いキャバ嬢たちが憧れて名前を挙げる大先輩という立ち位置にいます。

自身のYouTubeチャンネルでは、元キャバ嬢の愛沢えみりや人気キャバ嬢のエンリケといった同じ夜の世界のスターから、いま売れている勢いのある若いキャストまで、さまざまな相手と対談を重ねてきました。

ゆいぴすのプロフィールと経歴

  • 活動名=ゆいぴす
  • 年齢=24歳(2002年1月8日生まれとされる)
  • 出身=愛知県名古屋市
  • 身長=170cmとされる
  • 仕事=六本木のキャバクラ勤務・YouTuber・インフルエンサー

地元の名古屋の夜の店で働きはじめ、上京して六本木の店に移ってから一気に名前が知られるようになった、いま同世代に人気の現役キャバ嬢です。

  • 10代後半 名古屋のキャバクラで働きはじめる
  • 2024年9月 六本木の店で売上・指名ともに1位になったことを公表
  • 2026年5月 YouTube番組でダイエット目的の糖尿病治療薬「マンジャロ」を勧めた発言が批判を浴びる
  • 2026年6月3日 XとYouTubeで謝罪し、キャバクラ以外のインフルエンサー活動を休止すると発表
  • 2026年夏以降 YouTubeやXでの発信を少しずつ手探りで再開
  • 2026年10月4日 一条響とのコラボ動画への不満を投稿し、すぐに削除

今回問題になった動画は、休止を発表したあとの2026年6月に撮られ、10月初めに一条響のチャンネルで公開された「休止明け」を語る対談でした。

ゆいぴすが投稿してすぐ消した5行

10月4日の16時半ごろにゆいぴすが投稿し、まもなく消した文面がこちらです。

  • どうしても出したくないコラボ動画があって(コラボしたゆいが悪いんだけど)
  • 自分だけ画角引いて顔小さく見せてるのずっとなんで❓と思ってたし
  • ゆいへの容姿アンチコメントにいいねしてるし
  • やっぱりコラボ動画出したくなかったww😭
  • そのまま粘り強く断れば良かったなぁ…

「コラボしたゆいが悪いんだけど」とまず自分を責めてから、ようやく本音をこぼしている書き方です。

最後の「そのまま粘り強く断れば良かった」という一文も、先輩からの誘いにもともと気が進まず、一度は断ろうとしていたようにも読める言い回し。

 

完成した動画の中で、大先輩の隣で自分の顔だけが大きく映っていた。

コメント欄には「巨頭」(頭が大きいという意味)と容姿をからかう書き込みが並び、そこにチャンネル側の「いいね」までついていた、というのがゆいぴすの見た景色でした。

名指しこそしていなくても、相手が歌舞伎町の大先輩なので、こんな声も上がりました。

投稿を消したあと、ゆいぴすは「周りのYouTuberと夜職の子、まじでみんな死ぬほどメンタル強くて羨ましい」「絹豆腐より弱いよ〜」と、自分の弱さを冗談めかして書き、そのあとファンに向けてこう続けています。

背景の窓の格子は大きさが違った

問題の動画のタイトルは、「休止明けのゆいぴすが響だけにすべてを語る」。

2人は同じひとつのテーブルについて話しているのに、会話の場面では2人をそれぞれ別のカメラで撮った映像が画面の左右に分けて並べられ、なぜか一条響の側だけ顔がひとまわり小さく映っているように見えました。

見比べた人たちがまず指さしたのは、2人の後ろに映っているもの。

さらに画面の隅まで見比べて、背中側の窓にはまった格子の目の大きさまで、左右で違って見えると気づいた人もいました。

格子の大きさの違いを、2台のカメラが、それぞれの顔から違う距離に置かれていたしるしだと見る人が多いようです。

顔の大きさは生まれつきでも、カメラをどこに置くかは撮る側が決めること。

だからこそ、横に並んで撮っているのにわざわざ画面を2つに分けた作り方そのものに、自分をよく見せたいという一条響の気持ちを見てしまった人もいました。

 

モヤモヤを強めたのは、今回だけの話ではないかもしれない、という見方。

一条響のチャンネルの過去の対談をさかのぼって、同じような映り方を見つけたという投稿も出ました。

エンリケとの対談や、人気キャバ嬢の黒崎みさとの回まで引き合いに出して、過去と今回の場面を縦に並べた投稿です。

愛沢えみりの対談にも同じ撮り方があると、並べて見せた人もいました。

10月4日の夜に一条響が出した返信の中に、過去の動画との共通点に触れたものは見当たりませんでした。

 

まったく逆の見方をする人もいます。

実際に一条響に会ったことがあるという人からも、「頭も体も小さくてほっそい」ので画角の問題ではない、とかばう声が出ています。

 

カメラの位置より先に、座り方のほうに目をとめた人も。

背もたれに体を預けて後ろへ引けば、それだけで顔はカメラから遠ざかるものです。

ゆいぴす自身のチャンネルで別の人気キャバ嬢とコラボした回にも、相手がずっと体を後ろへ反らしていた場面があったと並べて、「ほんま女子写真あるある」と書いた投稿まで出回っています。

ただ、どの見方が当たっていたとしても、世に出た画面で大きく見えたのも、コメント欄でからかわれたのも、後輩のゆいぴすのほうでした。

一条響の「こんなん言ったもん勝ちじゃん」

10月4日の23時20分、一条響はXに【ご報告】と題した説明を出しました。

一条響が説明した中身は、おおむね次のとおりです。

  • 動画はゆいぴす本人の希望を受けて速やかに非公開にした
  • 撮影は2026年6月
  • 自分だけ画角を引いて小さく見せている、という点は事実と異なる
  • 公開前に元の素材をゆいぴす側へ渡し、必要なら編集できると伝えていた
  • 公開の前に「問題ないです」と確認をもらっていた
  • アンチコメントへのいいねは、チャンネルの運営を任せているスタッフがしたもので、やり方を見直す

ところがその10分後、一条響は同じXに、今度は自分の言葉でこう書いています。

「悪質」「言ったもん勝ち」という強い言葉を、同じ夜の世界で生きる9歳下の後輩に向けて、誰でも見られる公の場で使ってしまったことで、ここから空気が変わりました。

確認をとって出した動画なのに、名前を伏せて責められた先輩としての悔しさがあったとしても、立場が上の側がそれを口にすれば、24歳の後輩には言い返しにくい圧として届いてしまいます。

そのあと日付が変わるころまで、一条響は寄せられたコメントに一つずつ返信を続け、最後は「はーーい おわりー! 深夜にお騒がせしました!!!」と書いて、その夜のやりとりを終えています。

「お願いしていない」に入ったツッコミ

深夜まで続いた返信の中で、一条響は画角について何度か同じことを書いています。

テーブルが映り込む画像を出した人への返信では、一条響は「2人が違う方向から撮影してます」「私が小さくなるような指示はしてないし、実際ゆいぴすちゃんはかなり顔が小さいですよ」とも答えました。

この説明には、すぐにこんなツッコミが入りました。

  • 「事実と異なる」と言うが、後ろの窓の格子の大きさが素人目にも全然違う
  • 動画の編集もコメント欄へのいいねも、悪意があるようにしか見えない
  • 「出したくないなら言って」と言うが、大先輩に面と向かって言えるはずがない

どれも言い方は違っても、指しているところは同じ。

 

一条響の説明は、「お願いした事実はありません」「指示はしてない」と、一貫して自分が頼んだかどうかに答えています。

けれど画面を見比べた人が知りたかったのは、誰が頼んだかではなく、あの画面のまま出していいと誰が決めて、誰が見て通したのかでした。

一条響自身もほかの返信で、ゆいぴすの希望で素材を渡したが先方での作業が難しそうだったので「私たちの方で編集をして」、確認のあとに投稿の許可をもらったと、舞台裏の経緯を書いています。

編集したのは一条響の側で、動画を出したのも一条響のチャンネルなので、「頼んでいない」と言われても、そこじゃないのに、と肩すかしを食ったような気持ちになってしまうのです。

 

アンチコメントへの「いいね」の説明も、誰がしたかに答えている点で同じです。

一条響の側は、チャンネルの運営を任せているスタッフが押したものだと説明していて、一条響のチャンネルでは本人への悪口も含めてほとんどのコメントにいいねがついている、と実際に見に行って書いた人もいました。

ただ、本当にスタッフが機械的に全部へ押していたのだとしても、からかわれた側からスマホで見えるのは、自分の顔をいじる書き込みに、コラボ相手である先輩のチャンネルの名前でハートがついているという画面だけです。

職場のグループLINEで自分をいじる一言が流れてきて、そこに先輩のスタンプがポンと押してあったら、あとから「たまたま全部に押す人だから」と言われても、しばらくは心に引っかかりますよね。

「誰が押したか」の説明は筋が通っていても、押された側の傷ついた気持ちには、まだ一言も触れていないのです。

ゆいぴすに向いた「なぜ本人に言わない」

ゆいぴすの投稿の仕方に首をかしげる声も上がっています。

「引き受けたのは自分なのに、他人のせいにするのはよくない」「一度確認して公開を了承した動画に、公の場で文句を言うほうにも非はある」という厳しい意見もあり、こちらにもうなずける部分は確かにあります。

なかには「レジェンドに喧嘩を売ってまで、自分が小顔だと思われたかったのでは」と、投稿した動機そのものを疑う声まで大きく広がりました。

先輩の側に自分を重ねた人からは、「仲良いと思ってた後輩ご飯に誘って楽しく過ごしたのに、後日人事に呼ばれて本人から嫌だったと聞いてますと注意される現代を感じた」という声も。

一条響が「その時点で言ってほしかった」と書いたのも、事前に素材を渡し、確認をもらっていたという流れがあったからで、返信の中では「これでゆいぴすちゃんが叩かれるのも求めてない」「だから公の場でいきなり晒して欲しくなかった」と悔しさをにじませていました。

ただ、24歳の後輩の口から出たその「問題ないです」が、本心から出た言葉だったのかどうかは、また別の話。

顔の大きさで【ご報告】が要る世界

夜の世界の外からは、この騒動そのものを冷ややかに見る声もありました。

夜の世界の外から見れば、顔の写りの差くらいで深夜に声明を出し、動画を消すほどの騒ぎになるのは、不思議に映るのかもしれません。

けれど、毎晩の指名と売上で順位がつく世界では、顔の印象はそのまま自分の値段につながる商品でもあります。

 

現役で売り出し中のゆいぴすにとっては、伝説の先輩の隣で自分だけ大きく映り、そこへ「巨頭」というコメントが並んだ動画は、名刺代わりの映像に泥を塗られたようなもの。

一方の一条響の側も、「わざと相手を大きく見せた」とネットで噂されれば、美貌で長年築いてきた看板そのものを疑われることになります。

外から見ればたかが画角の話でも、顔で食べてきた世界では、いちばん痛いところを突かれる話。

24歳の後輩は「出したくない」と言えたのか

一条響の説明に引っかかった人が口にしていたのは、2人の立場の違いでした。

撮影があった2026年6月といえば、ゆいぴすがマンジャロの発言で批判を浴びて謝罪し、キャバクラ以外の活動を休むと発表したばかりの時期です。

世間から叩かれていたそんなときに、9歳上の大先輩が自分のチャンネルに呼んでくれて、「休止明けのゆいぴすが響だけにすべてを語る」という場まで用意してくれた。

その一条響の側から、仕上がった動画の確認を頼まれたとき、「私の顔だけ大きく映っているので直してください」と言える24歳が、どれだけいるでしょうか。

 

女同士で写真を撮り合ったことがある人なら、この気まずい感じには覚えがあるはずです。

2人で撮った写真をSNSに載せるとき、連写の中からどの1枚を選び、アプリでどこまで明るくして、どこで切り取るかを決めるのは、たいてい載せる側。

「これ載せていい?」と画面を見せられて、自分だけ顔が大きく写っているのに気づいても、場の空気を壊したくなくて、笑って「いいよ」と返してしまったことはないでしょうか。

その場で「撮り直したい」と言いにくいのは、相手への遠慮もありますが、自分の写りに文句を言うことが、そのまま「私、顔の大きさを気にしてます」と打ち明けることにもなってしまうからです。

「気にしすぎ」「自意識過剰」と思われるくらいなら黙っておこう、と悔しさを飲み込んだ経験がある人もいるはずです。

 

動画の確認のときにゆいぴすが本当はどう感じていたのかは、本人にしか分かりません。

今回も、素直に「傷ついた」と書いていれば好感度は上がったのに、という声がありましたが、本音の傷をすんなり言える人なら、最初の確認の時点で言えていたのかもしれません。

相手が9歳上の大先輩で、しかも休止明けの話をする場を用意してくれた人なら、「直してほしい」の一言はなおさら重くなります。

深夜のやりとりの中で、一条響自身も一度だけ「断りづらかったのかな。。。」と書いていました。

一条響の何がおかしいのかと聞かれたら、「頼んだかどうか」ではなく「断れたかどうか」に答えていないところなのかもしれませんね。