辻希美が両顎って本当?『顔が変わるかも』に心配の声が広がる理由
「若干顔が変わるかもしれないって感じ。マジで分かんない」
元モーニング娘。の辻希美が2026年10月18日に公開したYouTube「辻ちゃんネル」の夕飯動画で、八宝菜を作りながらこう話していました。
この秋から、歯のかみ合わせを治すための「結構大変な大がかりな治療」を始めるそうです。
辻ちゃんの噛み合わせ自分と同じだ 下の歯が見えない系の うまく治るのかなーこれって
— はるこ🌸 (@haruko_foo) 2026年10月19日
ところが翌日には、この話が「両顎」という言葉と一緒にXで広がっていきます。
両顎というのは、上と下のあごの骨を切って位置を動かす手術のことです。
Xでは辻ちゃんの両顎を心配する投稿も出ていて、その返信欄には「両顎するって確定なの?」「今のままでも十分かわいいのに」という声が並んでいました。
ただ、辻ちゃん本人は「両顎」とも「手術」とも言っていません。
では、何が「大がかり」なのか。
あんなにかわいいのに、どうして治療をするのか。
辻ちゃんが話したこと
「両顎って、どこから出てきた話なの?」というのが、まず浮かぶ疑問ですよね。
スポニチアネックスやハフポスト日本版が伝えた本人の言葉は、次のとおりです。
- 「私ちょっとこの秋にやろうと思ってることがあって」
- 「歯のかみ合わせがすごく悪いの。そのかみ合わせを治すっていう治療をする」
- 「結構大変な大がかりな治療を始めます」
自分の歯については、上の前歯が下の前歯に大きくかぶさっていて、「イーッ」と歯を見せたときに下の歯が見えないのだと説明していました。
どんな治療なのか、どのくらいかかるのかまでは話しておらず、経過は改めて動画にしたいと続けています。
本人の言葉にも、それを伝えた記事にも、「手術」や「骨」という言葉は出てきません。
それでも、「大がかり」と「顔が変わるかも」が並べば、両顎の手術を思い浮かべてしまうのも分かります。
え、もう一年以上呟いてなかった💦
自分の両顎手術が目前になって、辻ちゃんが噛み合わせ治療で両顎するんじゃないかって話題になってる🤔💭同じディープバイトの症状でなんだか親近感。真相は知らないけど💦— もなか@両顎手術前矯正中💀🦷 (@monaka_seikei) 2026年10月20日
ディープバイトは、上の前歯が下の前歯に深くかぶさるかみ合わせの呼び名です。
10月20日の朝の時点で、報道で伝えられているのは、この夕飯動画で話した内容だけ。
辻ちゃんの見えない下の歯
治療をする理由として本人が挙げたのは、「かみ合わせがすごく悪い」の一言です。
とはいえ、辻ちゃんの笑顔を見て、かみ合わせが悪いと感じたことは一度もない、という人も多いのではないでしょうか。
上の前歯が下の前歯に深くかぶさるかみ合わせは、歯科では「過蓋咬合(かがいこうごう)」と呼ばれていて、辻ちゃんが話した形とよく似ています。
本人は病名までは話しておらず、どんな診断を受けたのかは分かりません。
顎関節症ひどい人は、もしかしたら歯並びからくるものかも。
特に過蓋咬合(上の歯が下の歯に深く覆いかぶさっている歯並び)
は顎に負担がかかりやすく、顎関節症を発症しやすいです。
ガミースマイルにも多い歯並びです。一見綺麗だけど過蓋咬合の図↓
— ゆきこ先生@365dentist.jp 矯正歯科選びのお手伝いしてます (@365dentist) 2022年3月9日
この投稿の図のように、下の歯が上の歯の後ろに隠れるので、正面から見ると歯並びはむしろ整って見えることがあります。
見た目には出なくても、負担はかかっていく。
矯正歯科医院の解説によると、上下の前歯の重なりは2〜3ミリほどが理想だそうです。
それより深い状態が続くと、下の前歯が上の歯ぐきに当たって傷ついたり、奥歯がすり減ったりすることがあるといいます。
日本矯正歯科学会も、かみ合わせの乱れはあごの関節に負担をかけるという立場です。
辻ちゃんは矯正だけで治る?
Xでも「歯列矯正だけじゃどうにもならんの?」という声が上がっていました。
分かれ目は、ずれの原因が歯にあるのか、あごの骨にあるのか。
歯の傾きや位置が原因であれば、ワイヤーやマウスピースの矯正で治していくこともできるそうです。
一方で、あごの骨の大きさや位置がずれている場合は矯正だけでは安定しないことがあり、手術と矯正を組み合わせる「外科的矯正治療」になると、日本矯正歯科学会は説明しています。
辻ちゃんも歯と顎、着手するのか!今さら?と思われるかもしれないけど、噛み合わせはしっかり治したほうがいい。矯正だけで済むなら100万で整う。高いけど、この先起こりうること&ランニングコストを考えたら随分安い。
— 今井まりしてん 文フリ東京43 K-59 (@mrstnnnn) 2026年10月19日
矯正だけで治す場合でも、装置を付ける期間は2〜3年ほどかかると学会は書いていて、手術を組み合わせれば入院もあり、期間はさらに長くなるとのこと。
どちらになっても「大がかり」なのは同じで、辻ちゃんのケースがどちらなのかは、本人もまだ話していません。
私は専門家ではないので、自分や家族のかみ合わせが気になった人は、歯医者さんで相談してみてくださいね。
治療でも整形に見える両顎
Xには辻ちゃんについて、「治療目的治療目的ってみんな言うけど絶対にそんなわけないよね」という投稿もありました。
治療と言われても見た目のためではと疑いたくなるのには、両顎という言葉の側にも事情があります。
両顎の手術は、美容外科で輪郭を変える手術として行われている一方で、大学病院でもかみ合わせを治す手術として行われているからです。
辻ちゃんの過蓋咬合(ディープバイト)の治療について「両顎やるんだ!面長じゃないのに」ってポストをよく見るけど、
審美目的の両顎が増えたことで、面長治療=両顎みたいな認識が広がりすぎてる気がする🦷
— びび|額縮小はやる予定 (@biyou8171230) 2026年10月19日
同じ「両顎」という名前の手術が、治すためにも、顔を変えるためにも使われているのです。
健康保険が使えるのは、あごの骨の大きさや位置のずれが原因の「顎変形症」と診断され、国の基準を満たして届け出た医療機関で治療を受ける場合だと、日本矯正歯科学会は説明しています。
けれど、保険を使ったかどうかまでは外から見えないので、どちらの目的の手術なのかは分かりません。
2026年3月には、YouTuberのしなこも、あごの左右のずれを治す骨切り手術を報告したあとで、Xに「顎変形症の骨切りは治療です!!!」と書いていました。
辻ちゃん「顔が変わるかも」
「顔が変わる」と聞くと、ずっと辻ちゃんを見てきた身としては、やっぱり心配になりますよね。
辻ちゃん顔変わらんでくれ( •᷄ὤ•᷅)
— ももちゃん (@momochan_hanage) 2026年10月20日
かみ合わせを治すために歯やあごの位置が動けば、口元の印象も変わることがあります。
辻ちゃんが治療の理由として話したのは、かみ合わせのことだけでした。
そのうえで、顔が変わるかもしれないことも、治療を始める前に自分の口から伝えています。
どのくらい変わるのかは、本人もまだ分からないと話していました。
動画の中の辻ちゃんは、末っ子をおんぶしたまま台所に立って話していて、5人の子を育てながら、この秋から大がかりな治療に入っていきます。
「両顎するって確定なの?」に今の時点で返せるのは、本人はそう言っていない、というところまでです。
治療の中身が分かる前に「顔が変わるかも」の一言だけが届いたので、心配の声が先に広がったということですね。











