声優の遊佐浩二(ゆさ こうじ)が、2度目の結婚を発表しました。

お相手は、同じく声優の根本京里(ねもと みやり)です。

2026年10月15日の午前10時、2人がそれぞれのXで入籍を報告しています。

遊佐浩二は58歳で、根本京里はネットでは29歳と言われていて、まず驚かれたのはその年の差でした。

そこへもうひとつ、「前の奥さんも、結婚したときは29歳の声優だった」という話がネットに広がります。

2度とも29歳なんて、そんな偶然があるのかと二度見してしまいますよね。

ところが調べてみると、2つの「29歳」のうち、確かめられるのは片方だけでした。


遊佐浩二はどんな声優か

名前を聞いてもピンとこない人でも、声はどこかで聞いているかもしれません。

遊佐浩二は1968年8月12日生まれ、京都府出身の58歳。

若いころは事務所に所属していましたが、30歳ごろに離れてからは、フリーで仕事を続けているそうです。

代表作として名前が挙がるのは、『BLEACH』の市丸ギン、『仮面ライダー電王』のウラタロス、『呪術廻戦』の禪院直哉あたり。

 

ウラタロスは、うそで人を釣るのが得意なイマジン(怪人)で、決めぜりふは「お前、僕に釣られてみる?」。

市丸ギンも禪院直哉も京都弁で話す役で、低くてやわらかい声で笑っているのに本心が読めない男を演じると、本当によく似合う人なんです。

そんな遊佐浩二が、今回結婚したのはどんな人なのでしょうか。


根本京里という声優

根本京里は茨城県出身で、青二プロダクションに所属する声優です。

2019年に『ゲゲゲの鬼太郎』第6期でデビューしました。

主な役は、アニメ『瑠璃の宝石』の谷川瑠璃や、ゲーム『ブルーアーカイブ』の宇沢レイサ、『ウマ娘 プリティーダービー』のサムソンビッグなど。

遊佐浩二とは、アニメ『アンデッドアンラック』で父と娘の役を演じていて、その共演のことはこちらの記事で。

遊佐浩二と根本京里を色鉛筆風に描いたイラスト
遊佐浩二と根本京里の29歳差婚…馴れ初めはアンデラの父と娘?2026年10月15日の午前10時、声優の根本京里(ねもと みやり)が、自分のXで「プライベートなお知らせ」を出しました。 同じく声優の...

29歳差と聞いて、「お相手は大丈夫なの?」と気になった人もいると思います。

根本京里本人の仕事を見ると、この10月からアニメ『ゾンビさがしてます』のアキと、『魔法の姉妹ルルットリリィ』の新木あさひの2本が放送中です。

2027年春には『カグラバチ』の鏡凪シャル役も決まっていて、10月20日の夜には出演作を特集する生配信にゲストで出る予定も告知されています。

いまちょうど出演作が重なっている、伸び盛りの声優なんですね。

年の差については、スポーツ紙のスポニチが「さすがに29歳差はすごいけど、今の時代なら別に普通か」という声も紹介しています。


前の奥さん・三橋加奈子

遊佐浩二の前の奥さんは、声優の三橋加奈子(みつはし かなこ)です。

1978年1月10日生まれで、1996年に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でデビューしています。

いちばん知られている役は、1999年に始まった最初のアニメ版『HUNTER×HUNTER』のキルアでしょう。

2011年に作り直されたアニメでは、キルアの声は別の声優に代わっています。

ほかに『GUNSLINGER GIRL』のリコや、『涼風』の朝比奈涼風なども演じてきました。

 

遊佐浩二と三橋加奈子は『HUNTER×HUNTER』などで共演していて、2007年2月に結婚したとされています。

このとき遊佐浩二は38歳で、三橋加奈子は29歳。

三橋加奈子は2007年1月10日に29歳になっているので、結婚の月が多少ずれていても、1つ目の「29歳」は合っています。

年の差は9歳。

結婚の報告をしたのは、遊佐浩二が自分で続けていたラジオ番組『週刊・遊佐浩二』でした。


5年で終わった結婚

結婚生活は、5年ほどで終わります。

離婚を伝えたのも、同じ『週刊・遊佐浩二』。

2012年6月23日、第318回の放送で、遊佐浩二はこう話したと報じられています。

  • 「生きていく上で、いろいろ話し合って、お互いの生き方を尊重しようということで(離婚という)結論に至った」
  • 「ショックがないと言ったら嘘になるけれど、心の整理はついている」

離婚の理由として本人の口から出たのは、1つ目の言葉だけでした。

「なぜ離婚したのか」をもっと知りたかった人には、少し物足りないかもしれません。

 

ネットにはほかにもいろいろな説がありますが、どれも出どころがはっきりせず、当時の報道で裏づけられたものは見つかりませんでした。

報じられた発言の中に、相手を責める言葉は出てきません。

それから14年、遊佐浩二に新しい結婚の話は出てこないまま。

そして2026年の秋、2度目の報告が届きます。


もう一つの29歳

では、今回のお相手の根本京里は、本当に29歳なのでしょうか。

所属する青二プロダクションの公式プロフィールに書かれているのは、誕生日の「5月22日」と出身地まで。

生まれた年は、どこにも載っていません。

Wikipediaにも生まれ年はなく、オリコンやスポーツ紙の記事も、遊佐浩二の「58」は書いていても、根本京里の年齢には触れていない。

 

スポニチの記事も、「29歳差」はXのトレンドに入った言葉として紹介しているだけでした。

公表されていない以上、ここは「29歳と言われている」としか書けません。

ネットには、生まれた年まで書いて驚く声もありました。

兵部京介は、遊佐浩二がアニメ『絶対可憐チルドレン』で演じた役で、その役柄にかけた冗談でしょう。

ただ、ここにある「1997年生まれ」も、事務所のプロフィールには載っていない数字です。

 

そのうえで、もし言われているとおり29歳だとすると、2度の結婚はこう並びます。

  • 1度目(2007年)=遊佐浩二38歳・三橋加奈子29歳・9歳差
  • 2度目(2026年)=遊佐浩二58歳・根本京里29歳と言われている・29歳差

同じ年ごろの人を選んでいるようにも見えるのですが、同じなのは奥さんの年齢だけで、遊佐浩二は38歳から58歳になりました。

1度目は9歳下のお相手で、2度目は親子ほど年の離れたお相手。

年齢の数字はそろっていても、まるで形の違う2つの結婚なんです。


変わらなかった伝え方

結婚も離婚も、遊佐浩二は人に任せず、自分のラジオ番組『週刊・遊佐浩二』で伝えてきました。

今回の報告は、そのラジオからではありません。

代わりに遊佐浩二は、この報告のためだけに、Xのアカウントを新しく作っています。

プロフィールには「お知らせだけのために開設しました」「お仕事の窓口ではないためコメントはオフとさせていただいております」と書かれていました。

 

さらに「このアカウントは一週間ほどで削除させていただきます」とも書かれていて、報告を出したら長く置いておくつもりはないようです。

報告の文面は、2人とも短いもの。

  • 遊佐浩二「私、遊佐浩二はこの度、根本京里さんと入籍いたしました。これから二人で支え合い、仕事に邁進して参ります」
  • 根本京里「まだまだ未熟な私ではありますが、2人で支え合い、これからもより一層精進する所存です」

2人とも「支え合い」と書いて、そのすぐあとに仕事の話を置いています。

どこで出会ったのか、いつから交際していたのかは、どちらの文面にも書かれていません。

毎週の番組で声に出して話すのと、1週間で消えるアカウントに短い文を出すのとでは、形は正反対に見えます。

それでも、自分の場所から、自分の言葉で知らせるところは同じ。

ラジオの時代も今回も、遊佐浩二の知らせ方は変わっていないということですね。